· 

子供時代と紫外線量

 

ここ最近、急に気温が上昇してきましたね。

一昨日の福島市な27℃まで気温が上昇していました。

少し前まで寒い寒いと言っていたのがうそのようです。

 

気温が上昇すると、同時に心配になるのが紫外線です。

 

私たちが毎日浴びている「紫外線(UV)」は、日焼けだけでなく、皮膚の老化や皮膚がんのリスクにも関わる重要な要素です。

 

特に、子ども時代に浴びる紫外線量は将来の健康に大きく影響するといわれています。

 

 

実は、一生のうち約半分の紫外線を18歳までに浴びると言われています。

 

特に外で遊ぶことが多い幼児期〜小学生時代は、日中の強い紫外線を直接浴びる時間が長く、蓄積される影響が大きくなります。

 

☆例えばこんな行動が紫外線量に影響します:

 ・毎日の登下校(特に夏場)

 

 ・体育や外遊びの時間

 

 ・水遊び・海水浴・プール

 

 ・遠足や運動会などの行事

 

大人と比べて皮膚が薄く、自己防衛機能も未熟な子どもにとって、紫外線は想像以上に大きな刺激になります。

 

 

紫外線の中でも「UVB波」は皮膚の表面に強く作用し、日焼け(サンバーン)やDNAへのダメージを引き起こします。これが将来の皮膚がんやシミ・シワの原因となる可能性があります。

 

日本皮膚科学会も、「子ども時代からの紫外線対策が重要」と繰り返し提言しています。

 

 

簡単にできる予防法として、以下のような対策が効果的です:

 

1、日焼け止めを塗る

 

2、帽子や長袖で肌を守る

 

3、10時〜14時の強い日差しを避ける

 

4、木陰や日傘を利用する

 

また、日常的な声かけや習慣化も大切です。

大人が率先してケアする姿を見せることで、子どもも自然と紫外線対策を身につけていきます。

 

もちろん子供だけでなく大人の皆さんも、ぜひ紫外線を上手に避けて頂きたいと思いますが、特に子ども時代の紫外線量は、将来の皮膚トラブルの「種」になるかもしれません。

 

だからこそ、「今から守る」ことがとても大切です。お子さんの未来のために、ぜひ日常生活の中に紫外線対策を取り入れてみてください。