総務省によると、令和2年の6~9月における熱中症での緊急搬送人数は、
64,869人でした。
かなりの人数ですね。
これは緊急搬送された人数ですので、実際に熱中症になってしまった人数はもっともっと多いでしょう。
そんな時に使うものとして、OS-1(経口補水液)がだいぶ一般的にも浸透してきました。
経口補水液とは、塩分や糖分等を配合させた脱水時の水分補給に効率的な飲料です。ポカリスエットの大塚製薬が出したOS-1が有名ですが、スポーツドリンクと比べても、より吸収が早く脱水対策に適しています。
実際に熱中症の症状が出ている時、スポーツ中の脱水症状、異常な下痢嘔吐の時には迷わずOS-1を始めとした「経口補水液」を飲みましょう。
炎天下のスポーツ時(スポーツ観戦も)や、35度を超える様な猛暑時でも外に居なければならない時など、
熱中症を起こす可能性のある環境下にいる時には、予防として飲んで頂いても大丈夫です。
ですが、上記の様な環境にいない場合。
例えばエアコンの効いている部屋にいるような状態の時など、熱中症になりようもない環境にいる時に、予防の為に飲む事は止めましょう。
糖分、塩分過多になる可能性があります。
OS-1の500mlを例にすると、
糖分でオレンジジュース1杯もしくはバナナ1本
塩分でみそ汁1杯もしくは梅干1個が含まれています。
そういった涼しい部屋にいるような時は、通常の麦茶や松寿仙などがオススメです。
また、経口補水液で水分を補給するだけでなく、五苓黄解で体内の水分と熱のバランスを整えてあげると、より良い熱中症対策になりますよ!