先日2月20日に、恒例の健康講座「むらさき会」を開催致しました。
今回のテーマは「見て、触って、学ぶ、動物生薬」をテーマに、救心製薬の芳賀雄一先生にお話し頂きました。
極めて貴重な生薬を直接見る事の出来る、めったにない機会という事で、参加された皆様も興味津々のご様子でした。
これは「金より貴重」として有名な牛黄(ごおう)。牛の胆石です。
熱を冷まし、抗ウイルス作用があるとされ、今注目を浴びている生薬です。
これは鹿茸(ろくじょう)です。
鹿の角で、生命力の源になるとも言われ、子宝相談や若さを保つ働きが有名です。
こちらは麝香(じゃこう)です。英語ではムスクと言います。
ジャコウジカの腹部の分泌物を乾燥したものです。
ストレスを減らしたり、集中力を増したりという働きがあります。
香りにも薬効があるとされ、有名な香水、シャネルの5番はこの麝香だそうです。
最後に羚羊角(レイヨウカク)。
サイガレイヨウという動物の角で、頭の熱を冷ます働きがあり、色々と仕事を抱えている方にお勧めです。
価格にすると、最低でも高級車1台分くらいにはなるという貴重な生薬を見て勉強できたという事で、大変好評でした。