新型コロナウイルスの感染が広まっています。
一般的にウイルスは変異しやすい、培養が難しい等々の理由から薬を作るのが難しいとされています。
対応するワクチンが現状無い、感染力が強いという事から、対策については困難をきわめているのが現状だと思います。
2月25日、感染症対策の専門家が家庭でできる対策のハンドブックを製作しました。
このハンドブックには、新型コロナウイルス対策として様々な情報が具体的に細かく書かれています。
25日現在で分かっている症状や感染経路などの情報、それに咳エチケットについてや、手洗いのタイミングや方法、消毒など、家庭でできる対策について等。
家族に症状が出た場合の対応も詳しく書かれています。
看病する人をなるべく1人に限定すること。
看病する人も手袋やマスクをつけ、こまめに手を洗い、毎日2回は体温を測定し、症状が出ないか気をつけること。
手洗いの際にも家族でタオルを共用する事は避けること等です。
感染の可能性のある人と食事する際には大皿から取り分けずに食器の共用を避けること。
食器は消毒液に5分以上浸したあとで通常の洗浄を行うこと。
衣類・寝具は共用を避けること。
衣類や布団カバーは体液がついている可能性がある場合、80度・10分以上の熱湯に浸して消毒した後に通常の洗濯を行うこととしています。
トイレに関しても、感染の可能性のある人が使用した後は、ウイルスが拡散しない為にフタを閉めて水を流すことや、手が触れる場所は消毒すること等です。
1~2時間ごとに5~10分程度、窓を開け、換気することも大事だそうです。
非常に細かく具体的に記されていますので、ご一読をお勧めいたします。
そういった基本的な対策を取った上で、忘れてはならないのが体に元々備わっている免疫力を強めておく事です。
ウイルスを叩くのは、最終的には自分自身の免疫です。
免疫力を高い状態にしておくために必要なのは滋養強壮ですが、そういった場合に役立つ優秀なものが幾つかあります。
抗ウイルス作用を持つ漢方薬はいくつかありますが、有名なものが「牛黄(ごおう)」です。
牛黄は優れた抗ウイルス作用があるだけでなく、過剰な熱を適度に冷ましてくれる働きがあります。体温を下げ過ぎずに抵抗力を保ったまま症状を改善してくれるのです。
また、免疫細胞のマクロファージを活性化するルミンAも、予防として服用しておくと良いのではないでしょうか。
他にも色々と対応するものは考えられるのですが、その共通項は、自分自身の免疫力を高めてくれることです。
国や自治体は一生懸命対応をしてくれていますが、なかなか難しいのが現状の様です。
これからしばらくの間は感染が拡大してゆくと仮定して、しっかりと備えるようにしていきたいものです。