前回のブログで、フコキサンチンの血管新生抑制作用が長引く痛みに効果が期待できると書きましたが、フコキサンチンの力はそれだけではありません。
何と脂肪燃焼を促進させてくれる効果も期待できるのです。
体にある脂肪細胞は大きく二つに分かれています。
「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」です。
白色脂肪細胞はエネルギーをためこむ細胞ですが、褐色脂肪細胞は逆にエネルギーを燃焼させる細胞です。
褐色脂肪細胞は脂肪を燃やす事のできるタンパク質を持っています。
これを「UCP1」と呼びます。
一方、後者の白色脂肪細胞にはそのUCP1が存在しません。
太りづらい人は、この褐色脂肪細胞の働きが活発だからだと言われています。
しかし、加齢によって褐色脂肪細胞は徐々に減少してゆきます。
特に50代以降は激減し、60代になるとほとんどの方が白色脂肪細胞のみになってしまうのだとか。
ところが、北海道大学の宮下和夫教授らのグループによって、フコキサンチンの摂取によって白色脂肪細胞にもUCP1が発現する事が判明したのです。
「褐藻由来フコキサンチンの抗肥満・抗糖尿病効果とその機序」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu/54/8/54_580/_pdf/-char/ja
加齢によって運動がしにくいなどの状況の場合、フコキサンチンの摂取は大きな助けになるかもしれません。
糖尿などの方にもお勧めです。
当店では1粒あたり10.38g含有の高濃度フコキサンチンを取り扱っています。お勧めです!