昨日2月21日、恒例の健康講座「むらさき会」を開催いたしました。
今回は「副腎疲労」がテーマになりました。
様々な原因でストレスを受けると、副腎という、腎臓の上にちょこんと乗っているような形の臓器なのですが、その副腎がコルチゾールという抗ストレスホルモンを出して、体を守ってくれます。
しかしながら、そのストレスが一時的な物ではなく慢性的になってくると、副腎が働きっぱなしの状態になってしまいます。
そういった状態が続くと、さすがの副腎も疲弊しきってしまい、コルチゾールを作り出すことが出来なくなります。
そうして副腎が疲弊しきってしまうと、ストレスに対処できない状態になり、体中のあちこちに慢性的な炎症が発生してしまいます。
そうすると副腎疲労の状態になり、突然倒れる・起き上がれない・めまいが起こる・うつ病のような状態になる…等々様々な症状が起こります。
うつ病が原因ではないので、うつの薬を飲んでも回復しませんが、副腎疲労の概念があまり広まっていない現状では、うつ病と誤診されることもあるそうです。
そういった状態に対応するには、食生活を改善したり、炎症を抑える働きのある海藻の抽出物を摂取したり…色々な方法があるとの事です。
今回のむらさき会も多くの方々にご参加頂き、盛況のうちに終了させて頂きました。
次回も同時刻同会場で、4月18日に腸の健康をテーマに開催させて頂く予定です。どうぞご参加ください。